寝たきりでも 身は身で通る裸ん坊
私は、重い肝臓病で寝たきりです。
20代後半という年齢にして余命宣告を受けました。
今は、病院での治療をやめて自宅で介護を受けています。
千羽鶴というものは、カサカサ音チクチク感ハラハラ感の3つ!
カサカサ音と触ったときのチクチク感が変に癖になります。
それに、このそっと触らないと…っていうハラハラ感もたまらんのです。
具合が悪い日は、足の浮腫がひどくなります。
しんどい。しんどいよー。
皮膚が痛い。もう、2倍どころじゃないぐらいに太くなってる。
つらいよー、助けてー助けてー!
今の病気のことを打ち明けると、よく、こう言われます。
ちゃんとした生活をしなかったんでしょ?と。
私は、お酒などとは全く縁がなかったですし、薬を服用し続けていた習慣もありません。
ああ、飲み会とか経験してみたかったわ…。
むしろ、食べ物なんか一番拘っていて、毎日栄養価が欠けないようにと、成分を計算していたぐらい。
……それなのに、これはなに?なんで、こんな目に?!
気が付けば歩けなくなって、ほとんど寝たきりに。
悪いことをしてないのに、なんで?私だけ、こんなことに?!
とは言うつもりはありません。
でも、どうせやったら、もっと悪いことしたかったわ〜。
超絶なる悪戯でもして、呪ったるねん…と思っても、ベッドで寝たきりやったら、なんも出来ない。
善いことも悪いことも出来ない。
なに。この現実。
しかし!身は身で通る裸ん坊!
寝たきりでも、できることはある筈…!
おのれ〜〜〜待っておれよ!この世の人々よ!
念を拡散して呪ったるねん!でも、ちょっと祝ってあげてもいいよ…、たんじょうびとか…。
千羽鶴を数えて「あれぇ?足りてないんですけどぉ?」とか、鬼の首をとったように言うてみよ〜とか…。
それにしても、千羽鶴って触るとカサカサと心地よい音。御幣みたい。
まぁ…とにかく。覚悟しておれよ!全ての人類たちよ!!
まぁ、のんきに寝てますけど。
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